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可愛い孫に満足の日々

田中美津子
千葉県
息子はいま三十六歳になり、子供も一人授かりました。共働きをしているために私は一緒に暮らし、孫の世話をしている毎日です。日に日に可愛くなっていく孫の姿に、幸せを感じているこのごろです。
振り返ってみると、もう三十年も過ぎようとしています。遠い遠い昔のことのように思いますが、いま孫のひとつひとつの仕草や言葉を発する姿を見るにつけ、息子の赤ちゃんのころを思い出さずにはいられません。
誰もが幸せを感じる毎日を過ごしておりましたように、私も男の子が生まれ、おっぱいもよく飲み、丸々と太った赤ちゃんでした。
八ヵ月ごろの夏、ハシカかしら、または突発性の発疹なのかしらと思いお医者さんに通って

 

 

 

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